桑原間宿(くわばらあいのしゅく)
桑原は慶長7年(1602年)宿駅業務を稲荷山宿に譲り間宿となりました。
松代藩では宿場として扱っていたため 御伝馬役(おてんまやく)や藩士の休息・宿泊に勤めました。

本陣(柳澤家)跡

本陣の柳澤家は330坪の敷地に100畳強の客室などがありましたが、平成13年(2001年)に取壊されました。
連子格子(れんじこうし)の旧家

伴月楼(ばんげつろう)

安政3年(1856年)建造の松代藩士の武家屋敷で、佐久間象山(さくましょうざん)も訪れたといわれています。
くわばら伝説
むかしむかし、桑原に雷が落ち、通りかかった領主の 桑原左近将監(くわばらさこんしょうかん)が雷を捉えた。
雷は「今後、桑原には決して落ちませんから許してください」と詫びたので、左近将監は許した。
雷がなったとき『くわばら、くわばら』と唱えると落ちないと言う伝説はここから生まれたとさ。
稲荷山一里塚跡

洗馬から15番目の一里塚です。2里先の篠ノ井追分のすぐ手前に塩崎一里塚があり、善光寺街道はあと8km程度です。