四阿屋山懸仏 1

四阿屋山懸仏
四阿屋山懸仏
指定区分 村指定有形文化財
所蔵 法善寺
時代 室町時代
像高・寸法 像高 12.5cm 鏡板径 28.2cm 鏡板厚さ 0.2cm

「四阿屋山大権現縁起(だいごんげんえんぎ)」(法善寺蔵)には、この懸仏について概略次のように伝えている。
寿永二年(一一八三)木曽義仲は、平家討伐の令旨を受けて出陣し、麻績村北山に旅陣を敷いた夜、四阿屋山々頂に光明を放つものがあり、探させたところこの懸仏を発見し、四阿屋山大権現と名づけてこの地に祀(まつ)った。その後麻績城主服部氏が贅(ぜい)を尽(つ)くした社殿を建立し、武田信玄・勝頼の両武将は、合戦の勝利・疫病平癒(えきびょうへいゆ)などを祈祷(きとう)して所願を達成した。
又慶安二年(一六四九)には御朱印も賜った。よって天下泰平、五穀豊穣(ごこくほうじょう)之祈祷信心をおこたってはならない。

明暦三年(一六五七)七月

信濃国筑摩郡麻績駅(うまや) 四阿屋山別当仏眼山 法善寺

現在、法善寺の境内、四阿屋山の社殿に安置されている。

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