麻績城主服部左衛門清信供養塔 1

麻績城主服部左衛門清信供養塔
麻績城主服部左衛門清信供養塔
麻績城主服部左衛門清信供養塔
指定区分 村指定有形文化財
所蔵 個人所有
時代 鎌倉時代から室町時代(諸説あり)

麻績城祉服部左衛門清信(はっとりざえもんきよのぶ)の弟で、海善寺(かいぜんじ)の住職となった海順坊が兄の城主清信とその子清正の菩提を弔うために建てたという五輪塔と多宝塔がある。
しかし最近専門家の調査により両基とも鎌倉・室町両時代のものが組み合わされていると鑑定され、これにまつわる人物の解明は今後の研究をまつことになった。

上野山 海善寺について

もと上野山光明院戒全寺といい、開山は室町時代から戦国時代といわれている。明治八年の「廃寺取調帳」には
新義真言宗 光明寺境内 海善寺
堂三十坪、明地(あきち)三十二坪、〆六拾弐坪
といわれている。
文亀(ぶんき)元年(一五〇一)裏山が崩落し堂宇も投下したため現在地に移転した際、寺号を海善寺に改めたという。この寺は古くから宮本の神明宮と関係が深く、神宮寺(じんぐうじ)としての性格を持ち、海善寺から神明宮へ一直線の道が通じている。

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