月への深い思い、憧れを後世に伝える山上の別世界。
季節ごとに茶会、コンサート、展示会などの催し物を開催しております。
観月堂からの名月を待つひととき。
檜造りの「観月堂」から眺める姨捨山の眺めは格別です。
基本情報
住所 | 長野県東筑摩郡麻績村麻 |
---|---|
電話番号 | 0263-67-3933 |
営業時間 | 午前9時~午後5時 |
定休日 | 火曜日(祝日の場合はその翌日) |
駐車場 | 30台(大型バス4台) |
入苑料 | 高校生以上300円/小・中学生150円 |
アクセス
施設のご案内
観月堂
檜づくりの観月堂では、簡素でありながらも豪華さをもつ贅を尽くした美しさをご堪能いただけます。
お茶会、旬会、月見の宴、神前結婚式などにご利用いただけます。
【利用料金】
- 半日:5,000円
- 1日:10,000円
小間の茶室「清香亭」
【利用料金】
- 1会:10,000円
広間の茶室「耕月軒」
大寄せの間
観月苑音楽ホール
コンサート、童謡交流会などにご利用ください。
グランドピアノKAWAI GM-10
【利用料金】
- 半日:5,000円
- 1日:10,000円
信濃二番札所宗善寺 観音堂
信濃三十三番札所
信濃二番札所宗善寺「観音堂」です。
御本尊 :十一面観世音菩薩
御詠歌 :
おしなめて しるもしらぬも 宗善寺
寺へまいるは のちの世のため
ギャラリー信濃観月苑
ギャラリー信濃観月苑では、様々な分野の展示会を随時行っております。
絵画、陶芸、生け花、染め物等、四季折々の作品が展示されております。
作品の出展も承っております。ぜひふるってご参加下さい。
参加の詳細は、ギャラリー係員にご相談下さい。
絵画、陶芸、生け花、染め物等、四季折々の作品が展示されております。
作品の出展も承っております。ぜひふるってご参加下さい。
参加の詳細は、ギャラリー係員にご相談下さい。
秋の野花展
私達のイーハートーブ
木の樂譜と草木染
写仏集団作品展
月の館通信
信濃観月苑が発行している「月の館通信」を掲載しています。活動内容、開催している催し物等がご覧になれます。
- 月の館通信33号 (5.8MB).
- 月の館通信32号 (2.0MB)
- 月の館通信31号 (1.4MB)
- 月の館通信30号 (4.1MB)
- 月の館通信29号 (4.5MB)
- 月の館通信28号 (2.3MB)
- 月の館通信27号 (1.9MB)
- 月の館通信26号 (2.2MB)
- 月の館通信25号 (4.9MB)
- 月の館通信23号 (2.6MB)
- 月の館通信22号 (3.2MB)
- 月の館通信21号 (2.5MB)
- 月の館通信20号 (3MB)
- 月の館通信19号 (6.4MB)
コラム 月は女性か男性か
陽や月を神として崇める習慣は、洋の東西を問わずありますが、月が神話や伝説のなかで、男性であるかそれとも女性なのかは、国や民族によってさまざまです。
「ギリシャ神話」の月(セレーネー)は天空と大地の間にうまれたヒュペリーオーンとテイアーの子供で、太陽(ヘーリオス)の妹ですから女性です。
また月神とされるアルテミスはアポロンと双生のゼウスの子でやはり女神。
これが日本の「古事記」や「日本書記」を見ると、月神ツキヨミノミコト(月読尊)は、日神アマテラスオオミカミ(天照大神)の弟ですから、こちらは男性となります。
その多くを中国からの影響を受けているといわれる日本の伝承ですが、月についても例外ではありません。「万葉集」には、月を「月人壮子(つきひこおとこ)または(ささらえおとこ)」とよんでいますが、これは唐の「酉陽雑俎」にある「月中に桂あり・・・高き五百丈、下に一人ありて常にこれをきるという伝説にもとづいているようです。どうやらおとなり中国でも月は男性のようです。
この問題、世界中でみると月を男性とするところが多く、ゲルマン民族や古代エジプト、インド、アラビア、古代メキシコ、スラブ、リトアニア、北アメリカのインディアンが日本と同じグループに属します。
神話や伝説にかぎらず月が男性か女性かとういう考えの違いは、今使われている言葉の中にもありました。
名刺に男性、女性と性別のある言語の例をみてみましょう。ドイツ語では月はMonat、これは男性名詞。
ところがフランス語の月=Iuneは女性名詞という具合です。神話や伝説の世界が言葉に影響したのでしょうか。
月への信仰が、母なる大地や水界の象徴としての女性原理にもとづいて、農耕民の間に根をおろした地域も多く、古代では月いがいに深く生活にかかわっていたかをうかがわせます。
「ギリシャ神話」の月(セレーネー)は天空と大地の間にうまれたヒュペリーオーンとテイアーの子供で、太陽(ヘーリオス)の妹ですから女性です。
また月神とされるアルテミスはアポロンと双生のゼウスの子でやはり女神。
これが日本の「古事記」や「日本書記」を見ると、月神ツキヨミノミコト(月読尊)は、日神アマテラスオオミカミ(天照大神)の弟ですから、こちらは男性となります。
その多くを中国からの影響を受けているといわれる日本の伝承ですが、月についても例外ではありません。「万葉集」には、月を「月人壮子(つきひこおとこ)または(ささらえおとこ)」とよんでいますが、これは唐の「酉陽雑俎」にある「月中に桂あり・・・高き五百丈、下に一人ありて常にこれをきるという伝説にもとづいているようです。どうやらおとなり中国でも月は男性のようです。
この問題、世界中でみると月を男性とするところが多く、ゲルマン民族や古代エジプト、インド、アラビア、古代メキシコ、スラブ、リトアニア、北アメリカのインディアンが日本と同じグループに属します。
神話や伝説にかぎらず月が男性か女性かとういう考えの違いは、今使われている言葉の中にもありました。
名刺に男性、女性と性別のある言語の例をみてみましょう。ドイツ語では月はMonat、これは男性名詞。
ところがフランス語の月=Iuneは女性名詞という具合です。神話や伝説の世界が言葉に影響したのでしょうか。
月への信仰が、母なる大地や水界の象徴としての女性原理にもとづいて、農耕民の間に根をおろした地域も多く、古代では月いがいに深く生活にかかわっていたかをうかがわせます。