外来植物への対応について

更新日:2022年03月03日

外来種の駆除にご協力ください

外来種とは、もともとその地域に存在していなかった生物や植物が、人為的に、または動物などを介してもちこまれたものを指します。外来種の中には繁殖力が強く、在来種を駆除して生態系バランスを崩してしまうものもあります。このような外来種は「特定外来生物」として指定されており、記憶に新しいところでは、「ヒアリ」「セアカゴケグモ」など人体に危害を及ぼすような危険な生物も含まれており、継続的な駆除が求められています。

麻績村においては、幸いこれらの危険生物は脅威とはなっていませんが、線路沿い、河川敷、空き地、湖沼などで「アレチウリ」や「セイタカアワダチソウ」「ウシガエル(食用ガエル)」など多くの外来種が確認されています。

身近な場所から始めてみよう

外来種を減らしていくためには、皆様のご協力が必要不可欠です。外来植物の多くは秋になると大きく、長く繁殖し、退治するのも一苦労ですが、初夏のまだ小さなうちに摘み取ってしまえば簡単に処理することができます。ご自宅や田畑の周り、お散歩先の河川敷など、身近な場所からで構いません。外来種を少しでも減らし、美しい麻績村の景観を守っていきましょう。

こんな活用方法も

食べる!

特定外来種に指定されている生き物は、実は食用として輸入されたものが繁殖していることが多いのです。ウシガエルは別名食用ガエルと呼ばれますし、川や池で繁殖する外来魚も調理次第ではおいしくいただけます。
やっかいもののアレチウリも、若い芽や葉をてんぷらやおひたしにすると、キュウリに似た香りがあり意外とおいしいのです。葉っぱ以外は苦みが強いので好き嫌いは分かれますが、ゴーヤのように炒め物の具材にすると癖になる味わいです。

薬用風呂!

黄色い花を咲かせ、大きく成長するセイタカアワダチソウ。実は古来から薬草として利用されているのです。アメリカの先住民の間では風邪薬など万病の薬として珍重されていたとか。
生のしぼり汁はもとより、切りそろえて乾燥させ、洗濯ネットなどに入れて湯船に浮かせれば、美肌効果や皮膚病に効果が期待できます。名前の由来通り、湯船の中で揉んでいると、ぶくぶくと泡立って、見た目も楽しめますよ。

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