索道安全報告書(2024年) 令和5年度版

更新日:2024年04月01日

利用者の皆様へ

 当村の索道事業に対して、日頃のご利用とご理解、誠にありがとうございます。

 当村は、経営理念の第一に安全の確保を掲げ、法令の遵守とともに安全輸送に努めております。
 本報告書は、鉄道事業法に基づき、輸送の安全確保のための取り組みや安全の実態について、自ら振り返るとともに広くご理解いただくために公表するものです。皆さまからの声を輸送の安全に役立てたく、ご意見・ご感想を頂戴できれば幸いです。

聖高原スキー場 麻績村長 塚原 勝幸

聖高原スキー場
麻績村 聖高原スキー場(第一ペアリフト)

基本方針と安全目標

基本方針

 当村索道事業の理念は、安全の確保です。「安全基本方針」を次のように掲げ、村長以下従事員に周知・徹底しております。

  •  村長は、索道施設及び職員を総合活用して輸送の安全を確保するための管理の方針その他事業活動に関する基本的な方針を具体的に定め、安全第一の意識をもって事業活動を行える体制の整備に努めなければならない。
  • 職員等は、次に掲げる安全に係る行動規範を理解し、輸送の安全確保に努めなければならない。
  1.  一致団結して輸送の安全の確保に努めること。
  2. 輸送の安全に関する法令及び関連する規程(本規程を含む)をよく理解するとともに、これを遵守し、厳正、忠実に職務を遂行すること。
  3. 常に輸送の安全に関する状況を理解するよう努めること。
  4. 職務の実施にあたり、推測に頼らず確認の励行に努め、疑義のある時は最も安全と思われる取扱いに努めること。
  5. 事故・災害等が発生したときは、人命救助を最優先に行動し、すみやかに安全適切な処置を行うこと。
  6. 情報は漏れのないよう迅速、正確に伝えること。
  7. 常に問題意識を持ち、必要な変革に取り組むよう努めること。

安全目標

 今年度、索道人身障害事故はありませんでした。引き続き、目標達成に向けて取り組んでまいります。

「慣れた作業も油断から小さな見落とし事故のもと」

事故等の発生状況とその再発防止措置

  1. 索道運転事故(索道人身事故):ありませんでした。
  2. 災害(地震や暴風雨、豪雪など):ありませんでした。
  3. インシデント(事故の兆候):ありませんでした。
  4. 行政指導等:ありませんでした。

輸送の安全確保のための取り組み

人材教育  

 皆さまの安全に役立つよう、北陸信越運輸局及び地区部会研修会等に参加するとともに、安全に対する勉強会を実施しました。

緊急時対応訓練  

 毎年、シーズン前に、職員一同にて救助訓練を実施しています。(令和3年度は消防署と合同)

安全のための投資と出資  

 安全の維持・向上のため、施設は必要に応じ修繕いたします。また、各種研修会等へ積極的に参加し、技術の向上に努めております。

安全管理体制

運営系統図

利用者の皆様との連携とお願い

 より安全で信頼される索道をつくるため、皆さまからお寄せいただいた声は真摯に受け止め、期待に応えられるよう努めてまいります。

リフト乗車時のお願い

  1. 乗り方に慣れないお客さまは、係員にお申し出ください。
  2. 搬機から飛び降りたり、搬機を揺らさないでください。
  3. 衣服・携帯品・髪の毛などが、施設に巻きつかないように注意してください。
  4. 空き缶・タバコの吸い殻・その他の物品を、乗っているリフトから投げ捨てないでください。
  5. 改札後は係員の指示に従ってください。

安全報告書への感想・ご意見などありましたら、下記までお寄せください。

この記事へのお問い合わせ

観光課

長野県東筑摩郡麻績村麻5889-1 聖高原観光案内センター内

電話番号
0263-67-2133
Fax番号
0263-67-3739
メール
omi-kanko@vill.omi.nagano.jp

※対応時間:8時30分~17時15分(土,日,祝日を除く。)

※受付は24時間行っておりますが、お返事は業務時間内になることをご承知おきください。